Z世代の特徴とは 採用の重要性とポイントを解説

Z世代は1990年代中盤以降に生まれたデジタルネイティブで、リテラシーの高さや安定志向といった特徴を持ちます。超高齢社会を支える重要な世代であり、この世代の優秀な人材の獲得が企業の今後を分けるでしょう。Z世代採用のポイントを解説していきます。

Z世代とは

Z世代とは、1990年代中盤以降に生まれ、物心がついたときにはインターネットが普及していた世代を指します。明確な定義がないため2000年代生まれもZ世代とする意見がありますが、いずれも「デジタルネイティブ」であり、情報リテラシーの習熟度が高いという特徴は共通します。

Z世代はもともと欧米における世代区分で、X世代(1960年代中盤~1980年ころ生まれ)、Y世代(1980年ころ~1990年代中盤生まれ)に次ぐ世代です。日本ではちょうど、ゆとり世代(1987年~1995年ころ)の次の世代にあたります。

近年の採用市場におけるZ世代は、新卒採用から中途採用のターゲットとして移り変わり始めており、会社の次世代を担う人材として再び注目が集まっています。

Z世代の特徴

Z世代はインターネットの普及や世界的不況などの大変動のなかで育ったことから、他の世代と異なる特徴を持ちます。ここでは採用活動に関連する部分について、解説していきます。

リテラシーの高さ

Z世代の物心がついたころにはインターネットが普及しており、リアルタイムであらゆる情報を入手できる環境で育っています。

また、SNSとともに育った世代でもあり、その功罪を様々なかたちで体験しています。インターネットによる情報収集も検索サイトだけでなく、SNSを活用するのが特徴的です。「デジタルネイティブ」と言われる通り、リテラシーが高い世代といえるでしょう。

安定志向

Z世代はバブル崩壊後に生まれ、サブプライムショックやリーマンショックなどの世界的な不況のなかで成長してきたため、浪費を好まない安定志向が多いといわれています。

また、リテラシーの高さも手伝い、かたちだけのブランドよりも本質的な価値を求め、コストパフォーマンスを重視する特徴もあります。

ダイバーシティの浸透

Z世代は、これまでの世代よりも自然にダイバーシティを受け入れる人が多いといわれます。インターネットによって「世界」が身近となり、学校でも多様性が尊重される教育が推進されたため、多様な価値観を持つことが当然であると理解しています。

また、多様性を受けれ入れる価値観は、自分らしさを大切にすることにもつながっています。「仕事人間」のように企業へアイデンティティを預けるのではなく、公私をしっかりと分ける特徴があります。

Z世代採用の重要性

人口減時代の中心世代

Z世代は今後、人口減による労働力不足に陥る社会のなかで、中心的な立場を担うとされています。

とくに「2025年問題」に直面するタイミングで、Z世代の多くが中堅層に差し掛かり、働き盛りを迎えます。

※2025年問題:2025年を境に団塊世代が後期高齢者となり、国民の4人に1人が後期高齢者となる「超高齢社会」へ突入する。

少子高齢化によって年を追うごとに若手人材の採用が難しくなるなかで、Z世代は企業にとって要となる存在になると指摘されています。

環境変化への対応力

ここ数十年のビジネスシーンは移り変わりが激しく、ビジネスモデルの寿命は年々短くなっていると指摘されています。経済産業省「ものづくり白書」(2016年版)でも、すべての業種において「製品ライフサイクル」の短縮化が進んでいることが伺える結果が出ており、企業には環境変化に対応する力が求められます。

参考:最適な製品ライフサイクルの実現(経済産業省)

「製品ライフサイクル」短縮化の原因はインターネットの普及にあるといわれ、今後もこの環境変化のスピード感はますます高まっていくでしょう。その点で、幼少期からインターネット時代の価値観で生活しているZ世代の対応力は企業にとって欠かせない力となるでしょう。

Z世代を採用するためのポイント

採用活動は「攻めの姿勢」で

Z世代は世界的不況や「ブラック企業」などの問題をリアルタイムに見てきたため、企業に対して希望的観測を行わずにシビアな評価を下します。

加えて、少子化による売り手市場を体感していることからも「企業を選ぶ」傾向があります。ただ求人を掲載するだけの「待ちの姿勢」では、Z世代からの応募を集めるのは難しいでしょう。企業側には、積極的に人材を獲得する「攻めの姿勢」が求められます。

安定性のアピール

Z世代の安定志向の高さは、数字にも表れています。マイナビ「2022年大学生就職意識調査」によれば、企業を選ぶ際の基準として42.8%が「安定している」を選んでおり、これは2001年の調査開始以降で最も高い数字です。

参考:2022年卒大学生就職意識調査

採用活動の際には上辺だけの情報だけでなく、内部留保率などから安定性の根拠を示し、アピールにつなげていきましょう。

多様な働き方を認める

Z世代は「自分らしさ」を大切にする傾向が強く、YouTuberを代表とするようにインターネットを活用した自己実現の道筋が身近にあります。そのため、企業に捕らわれない生き方が尊重され、これまでの世代よりも会社への帰属意識が低い特徴があります。 優秀なZ世代を採用するには、副業の解禁やリモートワークの推進など、多様な働き方を認める施策が必要となるでしょう。

Z世代の採用にはwebの情報整備を

Z世代はweb上でできる限りの情報を集めてから、企業への応募を判断します。なかにはIR情報にまで目を通す人材もおり、ホームページの情報が不足している企業は検討すらされないでしょう。

Z世代に限らず、求職者の多くは求人媒体だけなく、企業のホームページも合わせて確認します。業務内容や福利厚生を掲載するだけでは十分ではなく、安定性のアピールやキャリアパス、多様な働き方への対応などの情報を整備しておくことが求められます。

求人サイトやホームページでの情報整備が難しい場合は、別途で採用に特化した「自社採用サイト」の設置をおすすめします。社内の風景や社員インタビューなどの独自コンテンツを用意して、求職者へ訴求しましょう。

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